uronnekobibouroku
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力強い満身創痍
なんだようー

ムーンブーツは耳が聞こえず目が見えず、
背骨は曲がって歯は一本もありません。
満身創痍の筈なのに、何故だか力強いのです。

満身創痍でも凛と立つ

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ムーンブーツ (ウッドオイル塗布後)
並んでみたよ

ムーンブーツ と チィさん。
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ムーンブーツ
ムーンブーツ

ムーンブーツと名付けられたその猫は、
聴力を持たないハンデを抱えながら、
それをまるで独自な方法で克服してしまっているかの様だ。
青と金に輝くその瞳には、怯えや諦めなど微塵も感じられない。

背骨は湾曲し、真っ直ぐ歩く事さえ困難だと言う。
歯は全て抜け落ちた。
そして今ではもう光さえも失っている。
病院では「何故生きていられるのか解らない」とまで言われたそうだ。
さぞかし痛々しく弱々しい満身創痍の姿を思い浮かべるが、
一番新しい資料として送られて来た写真を見てみても、
瞳には依然として少しも衰えない不思議な輝きがあり、
驚かされるほどに堂々としている。
“不屈の精神”を形にしたら、ムーンブーツそのものの姿になるだろう。

音も光もない世界で、何を信じればそんなに強く生きられるのか。
聴く事が出来、見る事が出来るのに、
毎日を不安や恐怖に苛まれて生きている自分を恥じたくなる様な
堂々としたその姿を、どうしたら映し取れるだろう。

陣痛で苦しむ飼い主の背中に寄り添い続け、
御産で留守の間は空腹を忘れて玄関で待ち続ける。
その不機嫌そうな顔の下に隠された優しさや高潔な魂を、
どうすれば彫り込めるのだろう。

只漫然とペルシャ猫を彫ったのでは、少しもムーンブーツに近付けない。
その個性的な姿は、猫という種を超えて、
ムーンブーツという名の新しい存在の様にさえ感じられる。

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家守
家守

金の瞳で何も見逃さず

家をしっかり守れる様に。
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ヤモリ(背面)
好みの角度を保持させる為の二つの穴

壁に設置する為の穴の周りには補強の為に銅版が貼ってあります。
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ヤモリの微笑み
にっこり

ウッドオイル塗布後。

何度も重ね塗りして磨き込んで行く事で

落ち着いた風合いと艶が得られます。
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ヤモリ
未塗装
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楠のヤモリ
楠の香りに包まれて

少しづつ少しづつ

薄く削ぐ様に 形を探りながら彫っています。

鑿を入れる度に立ち昇る楠の香りを

胸いっぱいに吸い込みながら。
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白ヤモリ
・・・・・・・・。

ヤモリの針金人形に石塑粘土で肉付けしました。

並んで物思いに耽るチィさん。
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村井一貴 彫刻展
画廊の中の小宇宙

友人の個展会場にて撮影。


村井一貴展(立体)

日時 2007.2.26mon→3.3sat

   11:30→19:00(最終日18:00まで)

場所 藍画廊

   東京都中央区京橋3-3-8新京橋ビル

   TEL03-3274-4729
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